プルスの電子式サーキットプロテクタ:新しいNEC-CLASS 2対応モデルが登場
プルスは、NEC-CLASS 2回路での電力分配に特化した新しい4チャネル電子式サーキットプロテクタを発表し、既存のPISA-Mシリーズを強化しました。
PISA-Mは、負荷電流を4つの独立したNEC-CLASS 2回路に安全に分配できます。これにより、個別に認可された複数のNEC-CLASS 2電源を使用する場合と比べて、原価コストを抑えながら、設置やシステム認可にかかる手間を削減できます。4回路以上が必要な場合は、複数のPISA-Mモジュールを電源に接続して拡張できます。
PISA-Mは、要件に応じて、NEC-CLASS 2対応の2つのバリエーションから選ぶことができます。
- PISA-M-4CL2は、必要な電圧に応じてトリップ電流を自動調整します。24Vでは1チャネルあたり3.75A(最大92W)、12Vでは4.85A(最大60W)の出力電流を供給し、最大出力電源は常に安全な範囲内に収まり、NEC-CLASS 2の指定上限をわずかに下回るよう設計されています。
- PISA-M-402は、24Vで1チャネルあたり2A(最大48W)、12Vで1チャネルあたり2A(最大24W)の固定出力電流を供給できます。そのため、このモジュールは、センサーなどの低い電流要求を持つ高感度負荷に最適です。
両モデルは自動電圧検出機能を備えており、12Vまたは24Vシステムへの柔軟な統合が可能です。すべての機能は、幅わずか22.5mmのスリムなポリカーボネート製ハウジングに集約されており、PISA-Mは市場で最もコンパクトな4チャネル電子式サーキットプロテクタです。コンパクトなデザインにより、どんなシステムにもしっかりフィットし、制御キャビネット内の貴重なスペースを有効に活用できます。
NEC-CLASS 2対応の電子式サーキットプロテクタPISA-Mは、2025年3月よりUL認証を取得し、プルスおよび認定販売代理店から直接購入できるようになります。