FIEPOS製品ファミリーを発表
2020年、プルスは新たな製品ファミリー、FIEPOS(FIEld POwer Supplies)を発表しました。革新的な分散型フィールド電源FIEPOSは、保護等級IP54/IP65/IP67に準拠しており、DINレールにも取り付け可能です。多種多様なコネクタやIO-Link通信インターフェースのオプション、さらに電流制御出力の各種バージョンが取り揃えられています。
FIEPOSは優れた柔軟性と信頼性の高い防水・防塵機能を備えるとともに、環境に優しい設計を採用しています。また、5秒間で最大100%のパワーリザーブ機能を備えています。
FIEPOS Basicシリーズは1系統のDC出力を備え、300Wまたは500Wの出力で使用でき、手早く並列接続するだけで高出力で信頼性の高い冗長システムを実現できます。FIEPOS eFusedシリーズは、最大4系統までの電流制御出力を備えており、最適な配電、保護、監視を現場で直接簡単に実施できます。
安定した出力電圧を実現するUB20.241
2011年、プルスは、安定した出力電圧を実現するDC-UPS用ユニットUB20.241を発表しました。このユニットと24V電源やバッテリーを組み合わせて使用することによって、停電や電圧変動の発生時にも適切に対処できるようになります。これにより、ダウンタイムによる経済的損失や、再起動サイクルの長期化、さらにデータ損失を防止できます。
UB20シリーズはバッテリーモードによる電圧維持機能を備えているため、万が一バッテリーが放電した場合でも電圧には一切影響がありません。バッテリーモード時のバッファ電圧は、4種類の出力値に設定できます。さらに、独立した2台の充電器を使用することで、2台の12Vバッテリーを直列で繋げるため、バッテリーのマッチングが不要となり、バッテリー充電やテストを適切に行え、さらにバッテリー容量を最適な方法で利用することができ、バッテリーの長寿命化を実現します。
セミレギュレーション電源XT40.241を発表
2006年、プルスはDIMENSION Xシリーズの新製品XT40.241を発表しました。このDINレール電源は、三相AC主電源システムから絶縁DC電圧を生成するという革新的な機能を備えています。
また、この電源(出力電圧24V、出力電流40A)は、セミレギュレーションを採用し、非常にコンパクトな設計となっています。最大効率95.5%を達成し、運用コストの削減を実現します。
DC-UPSシステムを発表
2006年にプルスが発表したDC-UPSシステムは、キャパシタストレージまたはVRLAバッテリーを備えた強力かつコンパクトな無停電電源であり、効率性と信頼性の高い最高レベルのシステム可用性を実現します。
2層キャパシタを内蔵したDC-UPSユニットはメンテナンスが一切不要で、瞬時に無停電電源装置が作動します。
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SilverLineシリーズの登場
SilverLine電源シリーズが市場に投入されました。以来、特徴的なメタルハウジングを備えたSilverLineの力は、40〜960Wの出力範囲で何百万回にわたり実証されてきました。このシリーズの製品は、最新シリーズであるDIMENSION、PIANO、MiniLineの技術的な先駆けとなりました。
フライフォワードコンバータを導入し、フライバックコンバータの使用可能電力を150Wから1000Wに拡大しました。また、効率を89%から92%に向上させました。