ビルディングオートメーション
プルスDINレール電源はその信頼性の高さと小型設計で、ビルディングオートメーションで求められる すべての基準を満たしています。
ビルディングオートメーション用途で配備される電源機器は、厳密な技術的要件に対応していることが求められます。高層ビルやタワーでは、雷を伴った嵐よって電源の供給電圧が著しい過渡状態に陥る場合があります。このような状況では入力コンバータの堅牢な電気設計が生命線となります。さらに過酷な環境下では、サージ防護機器が追加で作動し、安定した電源入力を保護します。
建物内のアプリケーションでは、設置スペースが限られている場合がよくあります (吊り天井など)。プルス電源は、持ち前のコンパクトさと高効率性でこれらのアプリケーションに最適です。
電源機器の性能が高効率であるほど、キャビネット内を低温に保つことができます。これは、機器の長い寿命と高いMTBF値を可能にするのに不可欠な要素です。特にLED照明用途では長寿命であることがもっとも重要な特性です。また、MTBF値が高いことは故障率を最小限に抑えられることを意味します。
多くのビルディングアプリケーションではPFC規格、EN 61000-3-2の認定が必要です。プルス電源はアクティブな修正機能によって主電源における無効電流を最小化することができるため、この認定基準をクリアしています。
夜が訪れたメッカでは、世界最大の時計台のグリーンに輝く文字盤を、10マイル離れた場所からでもはっきりと確認することができます。この時計台にはLED200万個、そして電源約1000台が投入されています。
プルスはこれらの電源の供給受託先となっています。このプロジェクトでは、特に突入電流に厳しい基準が課されました。プルス製品は、1000台の電源が一時にオンの状態になったときに発生する非常に高い突入電流に対応することができます。最大95.5%の効率性と小型設計が低発熱を可能にします。さらに、高さ601メートルのこのタワーで配備される電源は、落雷に対する高い耐性を有し、どんな状況でも安定した電気を送り続けるこどができなければなりません。
プルスDimension XTシリーズ、 48V/20Aはこれらの厳しい要件をすべて満たし、メッカに聳え立つロイヤルクロックタワーを光り輝かせる100万ワットの電力を供給します
パラメータ検索や製品の比較機能を利用することで、エネルギー分野の用途に最適な電源ソリューションを素早く見つけることができます。