社史
テクノロジーにおけるプルスの成功は、取引先との持続的な信頼関係と国際プロジェクトを基調とする 賢明なビジネス戦略に支えられてきました。
プルスのテクノロジーの歴史については、こちらをご覧ください。
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2020
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大という課題に、プルスは、迅速かつ柔軟なソリューションで対応しました。仮想デスクトップの導入により、従業員はスムーズかつ効率的に在宅勤務を行うことができます。プルスは、可能な限りコロナウイルス感染から従業員を守り、緊急時に迅速に対応できるようにさまざまな安全対策を講じています。例えば、プルスでは、本社で感染者が確認された場合に感染経路を追跡できるようにデジタル版コロナトレーサーを導入しています。
また、チェコの病院で緊急で必要とされる人工呼吸器を製造する、CoroVentプロジェクト という重要な取り組みを支援しています。人工呼吸器に対応した500セットの医療用電源CP10.241-M1 とバッテリー内蔵型DC-UPS UBC10.241 を迅速に提供するため、生産ペースを上げて対応しています。プルスの創設者権CEOのベルンハルト・エルドルは、医療用電源の需要が高いことを知り、コロナウイルスとの闘いを支援するために、最初の100セットの電源とDC-UPSを無料で提供することを即断しました。
世界的なコロナ禍の中で、プルスは、今年度3%の売上増を達成する見込みです。
2019
2019年1月、名古屋にプルス営業所を開設しました。
プルスは日本のお客様に、日本語で現地テクニカルサポートを提供できるようになりました。営業所は、誠実さ、品質、信頼といった、ドイツと日本の共通の価値観に基づいて設立されました。
経験豊かなマネージャーである森川博理学博士が、現場の電源専門家チームを統率しています。
プルスは、長年のノウハウと綿密な技術文書を携えて、日本のお客様を積極的にサポートいたします。
たま、この年プルス従業員がオフィスに限らずどこでも円滑に業務を遂行できるように、社内システムに仮想デスクトップ(クラウドシステム)を導入しました。
2018
18ヵ月にわたる建設期間を経て、蘇州(中国)の製造拠点を拡大する作業が完了しました。これは面積6,000m²に及ぶ増築でした。
増築された新施設も、既存の独創的なデザインに倣い、また環境に優しい生産プロセスも以前と変わらず適用しています。プルスは、その先駆的な環境基準が功を奏し、すでに、LEEDゴールド認証をはじめとする、さまざまな認定や表彰を受けています。
2018
プルスは、世界規模のPAC(PULSアプリケーションセンター;PULS Application Center)チームを立ち上げました。プルスは、すべての顧客に専門的な技術的アドバイスや必要なサポートを提供することを非常に重視しており、PACチームを通して、用途や製品に関する技術サポートを提供しています。
同年、豊富な経験を持つ30名の研究開発エンジニアチームが、ウィーンの新しいオフィスで業務を開始しました。チームメンバーの電源に関する知識と経験は、FIEPOSなどの新製品ファミリーの開発に活かされています。
2018年、米国では新しい関税政策が採用されましたが、プルスでは、革新的で柔軟性の高い製造モデルによってこれに対応しています。この新しい戦略により、中国とチェコの両製造拠点で同一のデバイスを製造できるようになりました。
2017
プルスはドイツの電源メーカーEtasyn(エタシン)社を買収しました。同社は現在、PULS Groupの100%子会社となり、社名をPULS VARIO GmbHに改名しました。PULS VARIOは、顧客固有案件に対応するカスタム電源、および総合的な電源システムソリューションの両方に対応しています。
同年、プルスは、30名以上のハードウェアおよびソフトウェア開発者で構成された優秀なR&Dチームを引き継ぎ、ウィーンに近代的なイノベーションラボを開設しました。
2017
ベルンハルト・エルドルは、従業員と建築家から成るチームを率い、ミュンヘンのプルス本社に新しいオフィスを建設しました。
モダンで画期的、何より他に類を見ないユニークなオフィスが完成し、従業員にも高く評価されました。このコンセプトとデザインは、さまざまな賞を受賞しました。
新しい本社に関する詳細
2016
プルスでは、社内ソーシャルコラボレーションツールによって、世界各国のプルス従業員が連携して、知識を共有し、社内ネットワークを構築しています。
このコラボレーションツールを通じて、すべての従業員は、会社や製品の最新情報を常に把握することができます。
2013
優秀な営業チームとともに、プルスはシンガポールに営業所と物流センターを設立しました。中国蘇州の生産拠点のアプリケーションサポートチームに加え、プルスはシンガポールの新チームとともに、アジア太平洋地域での活動を拡大しました。
2010
プルスの30周年は壮大な式典での祝賀となりました。
2009年には世界的な経済危機とそれによる構成部品不足に見舞われましたが、景気回復の兆しが見え始め、2010年には注文量が急増しました。大量の構成部品の在庫が手元にあるため、プルスは確実な納品を保証でき、これを数多くの新規顧客獲得へとつなげていきます。
機械製造業界を超えて市場を拡大し、7700万ユーロの売上を達成しました。
2009
中国の蘇州にある新しいプルス自社工場での生産を開始しました。 この建物は2010年に環境にやさしいエコデザインが評価され、名誉あるLEEDゴールド認証を取得しました。
プルスは、DINレール電源の グローバルテクノロジーリーダーとなり、研究開発部門、営業部門、 さらに中国とチェコ共和国の二つの工場でサプライチェーン全体を統括することになりました。
2006
チェコ共和国のホムトフにある新しい生産施設が竣工となり、盛大な開所式が行われました。
この工場は環境に配慮した世界最先端の建物で、事務管理と生産を組み合わせた特殊な複合施設です。この建物は2007年に、チェコ共和国で商業施設に授与される、最高峰の賞にノミネートされました。
2004
かつての競合MGV Stromversorgungen GmbHが、プルスグループに加わりました。
プルスとMGVは、スタンダードな製品を各アセンブリや配線パッケージと組み合わせて、カスタマイズを施した電源システムを提供します。つまり、付加価値システムソリューションを提案します。
同年、上海に営業所を設立しました。
2003
2001
この年初めて、プルスは製品の2/3を国際市場で販売しました。それ以来、プルスは国際市場で成長と拡大を続けています。
2000
プルスは、新製品の開発に力を注ぎ、ケムニッツに研究開発チームを編成しました。
現在、ケムニッツ事業所は、プルス研究所となり、クライアント・テストデータ・プログラムおよびULのIECEE CTFステージ3プログラムに参加しています。
また、プルスは売上高の61%増、100万台目の電源販売を達成しました。
1998
ミュンヘンと並行して、チェコ共和国に二つ目の生産拠点を設立しました。 この工場では
需要の高い電源シリーズの大量生産を行います。
1998
販売パートナーとしてスウェーデンのOEM Automaticと最初の販売契約を締結しました。OEM Automaticは、ハンガリー、デンマーク、フィンランド、ノルウェーにも拠点があります。
同年、プルスは大手ブランドパートナーとの協力により、米国市場に参入しました。
1992
ミュンヘンで新しい製造施設の運転を開始し、これが表面実装技術を使用した連続生産の幕開けとなりました。
1991
ドイツ統一後わずか1年で、プルスは東ドイツのバートローベンシュタインにR&D専門部を設立することを決定しました。
R&Dリソースへの投資は、当初から現在まで変わることなく、プルスの戦略的意思決定の一環です。
1986
1986年、プルスは高性能でインタラクティブなPCB-CADワークステーション3台をエンジニアリング部門に導入し、当時としてはドイツ最大のPCB-CADユーザーとなりました。新しいCAD(コンピューター支援設計)ソフトウェアは、エンジニアが新しいPCBレイアウトを開発するうえで大きな役割を果たしました。
1983
プルスは、Robert Bosch Industrial Controls(ロバート・ボッシュ・インダストリアル・コントロールズ)社向けに最初のカスタマイズ電源を開発・販売しました。
その成果として、年間100万ドイツマルクの売上高を実現しました。ベルンハルト・エルドルとそのチームは、ミュンヘンのアラベラパークにある大規模な複合ビルにオフィスを移転しました。
1980
ベルンハルト・エルドルは、スイッチモード(「pulsed」)電源の市場に革命をもたらすことを目標に掲げ、ミュンヘンでPULS GmbHを設立しました。
テクノロジー主導型企業として創業したプルスの社名は、「impulse(インパルス)」という語に由来し、アナログ技術に対するデジタルテクノロジーを象徴します。